• 第3回アメリカンフットボール ワールドカップ2007
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ゲームレポート

ドイツ 32-2 韓国




177cm100kgのドイツ代表のRB#21ガイガーは11回で130ydsを稼ぎ出しチームのリーディングラッシャーとなった。

(C)JAFA/ Andrew Mc Govern

2007年7月8日@川崎球場。

ブロック2の初戦となったドイツと韓国の対戦は、攻守において圧倒的なサイズ差を利したドイツが、32対2で快勝した。

ドイツのスターティングメンバーに名を連ねたOL5人の平均サイズは195.6キロ140.4キロ。今大会参加国随一の大型OLを擁するドイツは、ワンバック体型からの力強いパワープレーを軸に攻撃を展開。11回130ヤードを走ったRBパトリック・ガイガーを筆頭に、ランで275ヤードを獲得し試合を支配した。

ドイツは自陣32ヤードから始まった攻撃の第1シリーズを、QBヨアヒム・ウルリッヒからWRマルク・ヒーデンカップへの15ヤードTDパスに結び付けて先制。第2シリーズもQBウルリッヒからWRマルセル・ドゥフトへのTDパスで追加点を上げると、守備も韓国攻撃のパントをブロックしてセーフティを奪い、第1Qで16得点を挙げる怒涛のスタートとなった。

一方の韓国は守備がDLキム・ヨンヒのファンブルリカバーやDBキム・スドンのインターセプトで第2QをFG1本に抑える粘りを見せたが、QBキム・キョンミン率いる攻撃がライン戦で劣勢を強いられ、主軸となるランを封じられて苦戦。サイズ差を逆手にとったスクリーンパス等で突破口を見出そうとしたが、前半の獲得ヤードは僅か10ヤードに止まった。

後半開始のキックオフで、RETキム・ジョンヒョが俊足を飛ばして敵陣30ヤード地点までビッグ・リターン。
(C)JAFA/ Andrew Mc Govern

攻守で苦しむ中、韓国はキッキングゲームで光明を見出した。後半開始のキックオフで、RETキム・ジョンヒョが俊足を飛ばして敵陣30ヤード地点までビッグ・リターン。得点には結びつかなかったが、好フィールド・ポジションを獲得し、続くドイツ攻撃をパントに追い込むと、パントスナップ

が大きくそれてセーフティとなり、韓国がW杯本戦における初得点を挙げた。

その後もDLイ・ソンヒョンのQBサック等のビッグプレーも飛び出し、第3Qを無得点に抑えた韓国だが、第4Qにドイツが底力を見せ、QBウルリッヒからWRヒーデンカップへのパスとRBダニー・ワシントンのランで2TDを追加。韓国最後の攻撃をDLダニエル・スミスがQBサックに仕留めて勝利を掴み取った。

「守備が最後まで集中力を保つことが出来たのは良かった」とドイツ代表ウォルター・ロールフィング守備コーディネーターは、韓国攻撃を総獲得25ヤードに押さえ込んだ守備を評価。韓国代表・茨木克治ヘッドコーチは「敗因はランを止められなかった事につきる。タックルポイントで仕留めることができずに不必要なゲインを奪われ、1プレーずつ負荷が積み重なった。攻撃は後半勝負を狙い、オープンへのランと速いタイミングのパスでドイツ守備の疲労を誘う作戦だったが、上手く対応されてしまった」と試合を振り返って肩を落とした。

 ドイツは12日にアメリカと、韓国は10日にアメリカと対戦する。ドイツのゲームキャプテンを務めたDLアンソニー・ドーミは「アメリカと戦うことで、自分たちの本当の力を知ることができる」と意気込み、韓国主将WRソ・チャンホは「今日の敗戦は残念だが、次のアメリカ戦へ向けて最善の準備をし、最善の結果を残したい」と気持ちを切り替えていた。

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