台風の接近に伴って大雨が降りしきる中行われたフランス(第1ブロック3位)と韓国(第2ブロック3位)の5位決定戦は、韓国が第4Qに挙げたFGが決勝点となり、3対0で韓国が待望の一勝を挙げた。 試合は終始フランスが主導権を握って進めていた。RBイバン・ウォジェショフスキ、RBサンディーノ・オクトーブルのランに加えて、QBポール・デュランからWRマルクアンジェロ・スマーのパスが効果的にヒット。しかし反則による罰退や、ファンブルによるターンオーバーでドライブが続かず、両者無得点のまま前半を折り返した。 フランスは後半の攻撃第1シリーズで敵陣27ヤードまで攻め込んだが、第4ダウン12ヤードのシチュエーションでQBポールがタッチダウンを狙ってエンドゾーンに投げ込んだパスを、韓国DBキム・スドンがカットし得点ならず。 粘り続けた韓国にチャンスが巡ってきたのは、第4Q5分過ぎだった。敵陣45ヤードからの攻撃で、QBキム・キョンミンからWRハン・コジへの16ヤードパスがヒット。FBガン・ヒョバクのラン等で前進すると、9分51秒、Kチェ・キョンホが29ヤードFGを確実に決めて3対0とした。 「予選のオーストラリア戦ではいいキックが出来ず、チームメイトに助けられての勝利だった。今回は自分のキックでチームを助けたいと、緊張していたが思い切って蹴った」とチェ。韓国はフランスの最後の反撃を韓国陣49ヤードで断ち切り、待望のW杯初勝利を掴み取った。 |
韓国チームを率いた茨木克治ヘッドコーチは「この大会で韓国チームは確かにステップアップできたが、課題はまだまだある。ここで止まらず、次のW杯を目指して欲しい」と韓国フットボール界へエールを送った。DBキム・スドンは、「アメリカ、ドイツとは圧倒的な差があったが、自分たちもやれば出来ることを証明できた。韓国に持ち帰ってこの種をまき、成長させたい」と次なるステップアップへ意欲を見せた。 |










