• 第3回アメリカンフットボール ワールドカップ2007
  • 3rd IFAF World Championship 2007 in KAWASAKI/JAPAN
  • ENGLISH
  • 日本語
  • ホーム
  • ニュース
  • ワールドカップとは
  • 大会情報
  • スケジュール
  • 出場チーム
  • 試合会場
  • 開催地情報
  • パートナー
  • マルチメディア
  • リンク
  • プレス情報
ゲームレポート

日本 20-23 アメリカ




第2Q1分9秒、IフォーメーションのTEの位置に入ったDL紀平充則へQB冨澤優一がTDパスをヒットさせて同点に追いついた。

(C)JAFA/ Andrew Malana

2007年7月15日@等々力陸上競技場

世界一を決める白熱の戦いは、観衆10,231人が見守る中、2回のオーバータイムの末に決着がついた。7月15日、等々力陸上競技場で行われた第3回アメリカンフットボールワールドカップ決勝は、本場の威信を掛けて初参戦に名乗りを上げたアメリカ(第2ブロック1位)が、23対20で日本(第1ブロック1位)の三連覇を阻み、初の栄冠を勝ち取った。

いきなりの先制パンチだった。自陣20ヤードから始まった日本の攻撃第1プレーで、先発QB高田鉄男が投じたパスをSFケニー・チコインがインターセプト。敵陣15ヤードからの攻撃権を得たアメリカが、開始僅か2分57秒でRBカイル・カスパーバウアーのランで先制TDを奪った。

先行を許した日本は、モーションを多用しフィールドの左右にプレーを散らした攻撃を展開。3度目の攻撃シリーズでRB古谷拓也のランを軸に着実にドライブし、敵陣2ヤードに攻め入ると、第2Q1分9秒、IフォーメーションのTEの位置に入ったDL紀平充則へQB冨澤優一がTDパスをヒットさせて同点に追いついた。

RBカスパーバウアーは後半になって徐々に本領を発揮し、アメリカの同点TD を決めた。

(C、)JAFA/ Andrew Malana

更に日本は続くアメリカの攻撃シリーズでRBカスパーバウアーのファンブルをSF三宅剛司がリカバーして敵陣36ヤードの好機を作り出すと、3分58秒にK金親洋介が49ヤードのフィールドゴールを決め、前半は10対7と日本のリードで折り返した。

アメリカは第3Q7分42秒にKクレッグ・コフィンの35ヤードFGで試合を振り出し戻したが、日本は第4Q4分53秒、QB冨澤がTE黛拓郎へTDパスをヒットさせて再びリードを奪った。

しかし、ここからアメリカが本場の底力を見せた。「体格差や強いヒットが、徐々にボディブローの様に効いてきた」と主将DL脇坂康生は試合後に明かしたが、アメリカが力強いランプレーでじりじりと前進。自陣20ヤードから11プレーを費やしたドライブを、9分9秒、RBカスパーバウアーの5ヤードTDランで締めくくり、勝負はタイブレークシステムによるオーバータイムにもつれ込んだ。

Kコフィンが23ヤードのFGを決めて、2時間33分の熱戦に決着をつけた。

(C)JAFA/ Andrew Malana

1回目は両チーム共にFGを決め、2回目のオーバータイムで先行の日本は、K金親の34ヤードFGがDLクリス・ソナーにチップされて失敗。後攻のアメリカはRBカスパーバウアーのランで着実に前進し、Kコフィンが23ヤードのFGを決めて、2時間33分の熱戦に決着をつけた。

「これまでの日本の戦いを見て、厳しい試合になると思っていた。試合を通して全員が全力を尽くした結果」とアメリカ代表ジョン・マコヴィック・ヘッドコーチは、チーム一丸となって掴み取った勝利であることを強調し、笑顔を見せた。

「ラインが消耗していてブロックが持たず、FGの蹴りあいになると厳しかった。立ち上がりのターンオーバーと、最後の体力の消耗の差が勝敗を分けた」と森清之攻撃コーディネーター。これまで「一戦一勝」のコメントに終始していた日本代表・阿部敏彰監督だが、「3月からアメリカをターゲットに取り組んできた」と明かし、「世界と戦えることは分かったが、アメリカの伝統とプライドに後一歩及ばなかった」と語った。「凄い声援に支えられて好ゲームが出来た。それに応えたかった」と目を潤ませた主将DL脇坂は、「もっと強いジャパンを作って、次のW杯で優勝を狙いたい」と最後の言葉に力を込めた。

※タイブレークシステムについて:敵陣25yds地点より両チームに攻撃権が与えられ、勝敗を決める方法。NCAA(全米大学体育協会)で延長戦の際に採用されているシステム。

  • 利用規約
  • (社)日本アメリカンフットボール協会