• 第3回アメリカンフットボール ワールドカップ2007
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2006.9.25
米代表チームのヘッドコーチが元NFLコーチのジョン・マコヴィック氏に交代
USAフットボール(ジャック・ケンプ代表 http://www.usafootball.com )は、先に就任を発表していたジョージ・ウェルシュ氏に代わり、第3回アメリカンフットボールワールドカップ2007川崎大会に参戦する米代表チームのヘッドコーチに、NFL、NCAAのヘッドコーチを務めたジョン・マコヴィック氏が就任することを、現地9月25日に発表した。ウェルシュ氏は、自身の仕事上の都合により代表チームにフルタイムで専念することができなくなり、ヘッドコーチを辞任することになった。

 ジョン・マコヴィック氏は、米国プロフットボールNFLカンザスシティ・チーフスの元ヘッドコーチであるばかりか、母校ウェイク・フォレスト大に始まって、35年間のコーチ生活で米国全土のカレッジ・チームで活動を続けてきた大ベテランの一人だ。加えて、国際的な活動も豊富である。日本には2度、甲南大学でのコーチング・クリニックのために来日している。スウェーデンにもフットボール・クリニック開催のために招聘され、昨05年にはイタリアのナショナル・チームのコーチも務めた。

「米国フットボール界での輝かしい実績に加えて、国際的な経験も豊富なジョン・マコヴィック・コーチの米代表チームのヘッドコーチ就任は、親善大使的な役割を担って貰えるという意味を含めて喜ばしいものだと思っている」と、USAフットボールのスコット・ハレンバック上級取締役。

「いつもフットボールの素晴らしさを全世界に広げて行きたいと願っていた私にとって、今回は夢のような機会になると確信している」と話すマコヴィック氏は、「全米から選りすぐられた優秀な選手によってチームを構成するつもりだ。勝つためにいい練習を積んで大会に臨む一方、この大会はフットボールを通じて新たな仲間を得られる素晴らしい機会であるとも認識している。他の国々のチームと、真の世界選手権を戦えることを大変嬉しく思っている。」と意欲を燃やしている。

今後は5名のアシスタント・コーチの人選と、NCAA(全米大学体育協会)とNAIA(全米大学競技連盟)に所属するチームの06年度四年生を中心に、07年度以降の登録資格を持たない選手を対象にメンバーを選出していく。なおUSAフットボールでは、NCAA、NAIA所属のフットボール・チームのヘッドコーチ宛に、すでにチームあたり2名を上限にした推薦選手を求めており、選手選考は2006年シーズンの終盤から開始される予定である。


注) NCAA(National Collegiate Athletic Association)所属のフットボール・チームは1部A119校、1部AA115校、2部155校、3部231校。小規模大学を中心にしたNAIA(National Association of Intercollegiate Athletics)は90校で、米国の4年生大学のフットボール・チームは710校にのぼる。

【ジョン・マコヴィック・コーチ略歴】

1943年10月1日、オハイオ州バーバートン生まれ。ノースカロライナ州ウインストンセーラムにあるウェイク・フォレスト大でQB(1961〜64年)としてプレー。62年0勝10敗と屈辱のシーズンから、最終学年となった64年に5勝5敗とする活躍を演じた。卒業後67年に当時強豪チームの一角を成していた陸軍士官学校のアシスタント・コーチに就任(67〜68年)。サンノゼ州立大(69〜70年)、再び陸軍士官学校(71〜72年)、アリゾナ大(73〜76年)、パーデュー大(77年)と攻撃コーチとして修行を積んで、母校ヘッドコーチに就任(78〜80年)。3シーズン戦績は14勝20敗だったものの、79年に8勝3敗で、所属するアトランティック・コースト・カンファレンスで3位に浮上。タンジェリンボウルに出場してルイジアナ州立大に肉薄し脚光を浴びた。

その実績が認められて、81〜82年は名将トム・ランドリー率いるNFLダラス・カウボーズのQBコーチとして招聘され、83〜86年にはカンザスシティ・チーフスのヘッドコーチに就任。86年は10勝6敗でプレイオフ進出にチームを導いた。

 以降は再びカレッジ・コーチとして活躍。イリノイ大(88〜91年)、92〜98年(テキサス大)、アリゾナ大(01〜03年)。文字通り米国全土を渡り歩くコーチ生活だった。

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