競馬で勝てる人は、仮説をたてるのが上手な人です。
逆に、負け続ける人は「考える」という行為が苦手な人です。
そして、競馬においてもやはり折れない心を持った根気強いメンタルは必要です。
競馬で稼ぐコツは、「感情をクリーンにすること!」
競馬で稼ぐコツは、とにかく客観的に馬を見ること。
当たり前のことだと思われるかもしれませんが、多くの人がそれをできていません。
などに左右されている人が多いです。
人間には欲があるし、感情がないと楽しめないのである程度は仕方のないことです。
ただ、そういった余計なものにとらわれると、本質を見失ってしまいます。
客観的でクリーンな視点を持つことが、競馬で稼ぐことに繋がります。
実力馬が人気薄になるケースを探る
重賞レースでは、実力馬が人気薄になるケースもあります。
それを見極めるのも客観的思考です。
2008年の秋華賞のブラックエンブレム
2008年の秋華賞レースで1着になったブラックエンブレム号の単勝オッズは29、9倍でした。
つまり、多くの人が軽視していた馬です。
前走のローズステークスで15着だったことが低人気の要因です。
しかし、前走レースでブラックエンブレムが凡走した理由について考えた人がどれくらいいるでしょうか。
前走レースの失脚要因を考えればわかること
どうしてブラックエンブレムがローズステークスで大敗したのか、それは馬場状態に起因していた可能性が高かったです。
ローズステークスは重馬場でブラックエンブレムはのめっていました。
跳びが大きい馬なので、馬場が悪くなると走りにくいのでしょう。
本来の力が発揮できていないのは明らか。
しかし秋華賞は良馬場での開催。
ローズステークスとは、全く異なる馬場状態であったわけです。
1つ以上の付加価値を見つけること
さらに京都の内回りで内枠有利、そして内枠を得意とする岩田騎手という好条件もありました。
前走とは別馬のような走りで見事ブラックエンブレムは一着でゴールしました。
過去レースでは、
- 1着の馬がなぜ勝てたのか?
- 購入した馬がなぜ好走しなかったのか?
あらゆる原因を考えてみましょう。
「実力があるのに前走が低迷の理由を探す」のも重要
「前走トライアルレースで15着の馬がG1で勝てるわけがない」といった先入観を持ってしまうとこのレースは的中できません。
馬券で稼ぐには、客観的でクリーンな視点が必要です。
今回はたまたま馬場状態が馬とマッチしてなかったという理由を見つけたまでです。
しかし、
など好走できなかった理由はさまざまあると思います。
地道ではありますが、そういった「理由」や「根拠」を探すことは非常に重要なことです。