地方競馬の勝ち方を解説!儲かるおすすめの競馬場はここだ!

地方競馬の勝ち方を解説!儲かるおすすめの競馬場はここだ!

皆さんは地方競馬というとどのようなイメージを持たれるでしょうか?
小回りコースが多くてレースがつまらない、知らない馬や騎手ばかりで難しいなどマイナスのイメージが多いかと思われます。

そのため、JRAの馬券しか買ったことがないという競馬ファンは意外と多い印象です。
しかし地方競馬もJRAと同じようにしっかりと対応すれば、的中率も高くなり十分に楽しめます。

そこでこの記事では地方競馬はどのように馬券を買えば勝てるのか、また儲かるおすすめの競馬場について解説します。

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地方競馬の特徴

地方競馬の特徴

地方競馬で勝つためには、まず地方競馬の特徴を知ることが大事です。
JRAで的中率の高い競馬ファンは、JRA各競馬場のコース特性や、馬の特徴をよく掴んで馬券を買っていますね。

それと同じようなことが地方競馬でも言えるのです。
それでは地方競馬の特徴を解説していきます。

ダートコースがほとんど

まず地方競馬の大きな特徴と言えば、ダートコースがほとんどということが挙げられます。
2023年2月現在、北海道のばんえい競馬を含めると、全国の地方競馬場は全部で15場です。

そしてその内盛岡競馬場だけが、ダートコースの他に芝コースを持っています。
しかし盛岡競馬場でも、主な重賞レースは芝ではなくダートコースで行われているのです。

また競馬場によって砂の深さが違っていて、例えば佐賀競馬場ではコースの内側の砂が深くなっています。
そのため先行馬は、内枠より外枠の方がすんなりと先手を取れるので有利です。

一方差し馬で内枠に入った場合は、スタートからなるべく外へ外へ持ち出して力を温存する必要があります。
このように各競馬場の砂の深さや特性を知ることが、馬券を買う上で重要になってくるのです。

直線が短い

次の特徴は、地方競馬のダートコースは最後の直線が短いことが挙げられます。
JRAの東京競馬場は長い直線のたたき合いが魅力ですが、距離は501.6mもあります。
次に、地方競馬場の全長、直線距離を一覧で見ていきましょう。

競馬場 全長(m) 直線距離(m)
大井 1600(外)、1400(内) 386(外)、286(内)
門別 1600 330
船橋 1400(外)、1250(内) 308
盛岡 1600 300(ダート)
川崎 1200 300
金沢 1200 236
浦和 1200 220
園田 1051 210
笠松 1100 201
水沢 1200 200
高知 1100 200
佐賀 1100 200
名古屋 1100 194

地方競馬場で最も長い直線は、大井競馬場の外回りコースで386mです。
次に長いのが船場・川崎・盛岡の各競馬場で、約300mになります。

それ以外は200mほどで、一番短いのが名古屋競馬場で194mしかありません。
ここまで短いと、直線に入ってから逆転することはかなり難しいのが分かります。

勝つためには、4コーナーで少なくとも先頭に並びかけていたいですね。
そのため、地方競馬では逃げ・先行脚質が圧倒的に有利と言われています。

細かいクラス分け

次の地方競馬の特徴は、クラスが細かく分かれているため出走する馬の実力差が少ないということです。

JRAでは未勝利・1勝クラス・2勝クラス・3勝クラス・オープンと主に5クラスで、勝てば上のクラスに上がるというシンプルな基準になっています。
一方の地方競馬は競馬場によって違いはありますが、どの競馬場もJRAよりは細かいクラス分けです。

南関東4競馬場(浦和・大井・川崎・船橋)を例にすると、A1・A2・B1・B2・B3・C1・C2・C3・2歳3歳の未格付け馬と9クラスあります。

さらに同じクラスの馬を一組・二組・三組、、、とグループ分けし、B3(二)などと表記されます。
このようにクラスと組で細分化されているので、同じような実力の馬が多いのが特徴となっているのです。

1番人気の勝率が高い

クラス・組で細分化されているため予想が難しそうですが、地方競馬では1番人気の勝率が高いのが特徴です。

JRAの1番人気の勝率が30%台前半なのに対し、地方競馬では30%後半から50%に近い数字になっています。
ここで2022年の地方競馬の一番人気の勝率を競馬場ごとに見ていきましょう。

競馬場 一番人気の勝率(%)
金沢 49.4
姫路 47.6
盛岡 47.3
高知 47.3
門別 45.5
佐賀 44.7
笠松 44.7
園田 43.9
名古屋 42.6
水沢 41.7
浦和 41.3
川崎 39.9
大井 38.7
船橋 36.7

一番低かったのが船橋競馬場の36.7%、一番高かったのは金沢競馬場の49.4%でした。
南関東を除く他の競馬場では全て40%台となっていて、この数字を見ると1番人気を信用したくなりますね。

ここまで高い理由の一つとして、フルゲート数が少ないことが挙げられます。
金沢競馬場が12頭ですから、東京競馬場の18頭に比べて人気が分散されにくい傾向です。

また地方競馬ではレースを調教代わりに使う馬もいるので、その馬を外せば絞り込みやすいというのもあるかと思います。

地方競馬の勝ち方を紹介

地方競馬の勝ち方を紹介

ここまで地方競馬の特徴を見てきましたが、実際に馬券を買うときはどのようにしたら良いのかを紹介します。
地方競馬で勝つために重要なのは以下4つです。

・騎手
・4コーナー通過順位
・パドック
・重賞

これらの全てを組み合わせていくと、より精度の高い予想を組み立てることができます。
では一つずつ確認していきます。

騎手で買う

よく競馬では馬8:騎手2や馬7:騎手3などと言われます。
これはレースの勝ち負けに影響する馬と騎手の割合のことですが、地方競馬においては馬6:騎手4という人もいるくらい騎手の役割が重要です。

これは地方競馬場が、小回りで独特なコース形態だからと考えられます。
仕掛けどころが難しく、馬の能力を出し切れないで負けてしまうことが度々あるからです。

上手い騎手のレースを見ると、向こう正面でいつの間にか先団に取り付き、直線は先頭で入ってきます。

それも馬に負担をかけずにするするといった感じで進出してくるので、直線を向いてから馬に余裕があるのです。
ここで競馬場別のおすすめの騎手を挙げておきます。

園田・姫路

園田・姫路では吉村智洋騎手です。
吉村騎手は2022年346勝、勝率29%・連対率46.5%と絶好調でした。
吉村騎手が騎乗すると、それだけでオッズが下がってしまうほどファンからは絶大な人気があります。

高知

高知では吉原寛人騎手です。
吉原騎手は金沢に所属しながら、南関東で期間限定騎乗するなど積極的に活動しています。
今は高知で勝率28.1%、連対率41.2%と高い数字を残しています。

南関東

そして南関東と言えばなんといっても森泰斗騎手ですが、森騎手以外にもおすすめの騎手がいるので紹介します。

2022年南関東リーディング2位の矢野貴之騎手、3位の笹川翼騎手、10位タイの御神本訓史騎手と真島大輔騎手です。

森騎手も含めたこの5人は、勝率17%以上・連対率が30%以上の成績です。
御神本騎手と真島騎手は騎乗数が少ないので勝ち数では10位タイですが、上位3人と同じくらいの信頼度があります。

このように地方競馬場それぞれに信頼できる騎手が数人いるので、その騎手から馬券を検討することも大事ですね。

4コーナー通過順位が大事

地方競馬場は直線が短いこともあり、4コーナーを先頭か2〜3番手で回らないとなかなか勝てません。
そこで過去3レースの4コーナー通過順位を見ることをおすすめします。

過去3レースで1度でも4コーナーを6番手以下で回った馬は評価を下げるか、馬券の対象からばっさりと切ってしまいます。
しかしだからといって逃げ・先行の脚質にこだわってるわけではありません。

強い馬は後方から進んでも、3コーナー手前からまくり気味に先団に取り付き4コーナーで先頭に立ちます。
逆に逃げ・先行馬であっても先行争いで消耗して、4コーナーを前に後退していくこともよくあるからです。

このように直線の短い地方競馬場では、4コーナーの通過順位を大事に見てほしいと思います。
なお4コーナー通過順位は、直線の長い大井競馬場の外回りコースは例外なので注意してください。

このコースは後方待機馬が直線で大外を回ったり、内をついたりして差し切ることが多くあるからです。

パドックを重視

地方競馬では、競馬新聞に掲載されている脚質通りにレースが展開しないことが多い印象です。
逃げ・先行が有利なのは誰もが分かっているので、調子の良い差し馬はすっと先行することがあるからです。

そしてどの馬が先行するのか、またはまくって先団に取り付くのかはパドックを見ることによってある程度予想ができます。
パドックを元気に大回りして歩いてるような馬は、だいたい調子が良いとみていいでしょう。

そのような馬は、例え差し馬であっても勢いで先行して、そのまま押し切ってしまう可能性もあります。
先ほど紹介したように地方競馬はクラス分けが細かく、同レベルの馬たちの争いになります。

その時に重要なのは直前の状態で、それを確認できるのがパドックなのです。
パドックは見ても分からないという人も多いですが、地方競馬ではしっかりと見ることをおすすめします。

重賞はJRA所属馬

地方競馬で行われる重賞レースはJRA馬との交流競争が多くあり、そのほとんどのレースでJRA馬が上位を独占します。
JRA馬と地方所属馬ではそもそも能力が違います。

そのため交流重賞の時は、地方所属馬はあまり考えずに予想を立ててもいいかもしれません。
そうすると4~5頭、多くても6頭くらいに絞られてくるので、馬券が買いやすくなりますね。

地方競馬のおすすめの競馬場を紹介

地方競馬のおすすめの競馬場を紹介

ここまで地方競馬の勝ち方を見てきましたが、それらを実践して儲かるおすすめの競馬場をご紹介します。
地方競馬のおすすめ競馬場は南関東の浦和競馬場です。

浦和競馬場はさいたま市の住宅地の中にポツンとあり、コースは1周1200mで左回り、こじんまりとした印象の競馬場です。

浦和競馬場は南関東競馬の中では紛れが少ないと言われていて、最も儲かる可能性があるためおすすめします。

1400mコースの特徴は?

浦和競馬の中で最も多いのが、距離1400mのレースです。
1400mコースはスタンド前からスタートし、平坦なコースを1周ちょっと走ってゴールします。

スタートから1コーナーまでは距離があるため、枠による有利不利はありません。
先行馬はどの枠でもスタートダッシュを決めることができ、差し馬もゆったりと自分のポジションを取れます。

向こう正面に出るとレースは落ち着きますが、3コーナーの手前から速度が上がっていきます。
逃げ・先行馬は引き離しにかかり、差し・追い込み馬は早くも仕掛けてまくっていきます。

そして4コーナーを回るとゴールまでは220mしかないため、この地点で後方にいる馬が勝つことはほとんどありません。

このようなことから、浦和競馬場1400mコースは人気のある逃げ・先行馬がすんなり勝つ可能性が高いと言えます。

浦和で強い馬を探す

3コーナー前から仕掛けていく独特なコース形態であることから、浦和競馬を制するには浦和に強い馬を探すことが大事です。
そのことは調教師リーディングを見ればよく分かります。

2022年の実績で勝ち数ベスト10の中に、浦和所属の調教師が9人もいるのです。
浦和所属の馬が浦和競馬場に強いということがよく分かりますね。

浦和所属馬が川崎や船橋に遠征して惨敗し、浦和に戻ってきたときは狙い目です。
他場の成績はあまり参考にせず、浦和での過去の走りがどうだったかのかを見ていきます。

3・4走前に浦和で好走、1・2走前で他場で惨敗した場合はオッズも下がるので、一気に勝負に出ても良いですね。

勝てる騎手の傾向は?

次に騎手の狙い目を見ていきます。
騎手も調教師と同じように浦和所属がいいかというと、実はそうではありません。
騎手は浦和所属ではなく、南関東のトップ騎手を信用するのが良いようです。

2022年浦和競馬の騎手リーディングは、1位森泰斗(船橋)・2位和田譲治(大井)・3位笹川翼(大井)・4位福原杏(浦和)でした。

このように浦和所属では福原騎手がやっと4位に入るという結果です。
そのため騎手については浦和所属よりも、素直に能力を重視した方が的中率も上がると考えられます。

1番人気から人気薄へ

では最後に馬券戦術を紹介したいと思います。
浦和競馬で最も確実な馬券戦術は、1番人気から人気薄数頭への馬単・枠単・3連単1着固定です。

浦和競馬の1番人気勝率は41.3%で、南関東競馬の中では1番高いです。
他の3場は大井38.7%・川崎39.9%・船橋36.7%と40%に届いていません。

よって浦和競馬では1番人気を信用することを馬券戦術の柱とします。
さらに浦和所属馬で、南関東のトップ騎手が騎乗して、逃げ・先行馬であれば信用度はさらにアップします。

しかしそのような馬は単勝が100円代となることもあるので、馬券的に旨味は少ないです。
そこで、人気薄へ流すことをおすすめします。

遠征して惨敗して戻ってきた浦和所属馬、乗り替わりで南関東のトップ騎手が騎乗する時など、人気がなくても好走する可能性のある馬へ流します。
浦和競馬1400mのフルゲートは12頭と少ないので、他場に比べて的中率も上がりますね。

以上、浦和競馬場1400mの攻略法を紹介しました。
浦和競馬場に行った際は、ぜひ活用してみてください。

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地方競馬の勝ち方を解説のまとめ

この記事は、地方競馬の勝ち方を解説してきました。
この記事をまとめると次のようになります。

まとめ
・地方競馬はダートコースで直線が短い
・地方競馬はクラス分けが細かいが、1番人気は信用できる
・パドック・騎手・4コーナー通過順位を重視
・浦和競馬場は紛れが少なく儲けるのにおすすめ
・浦和競馬場では浦和所属馬・南関東トップ騎手を狙う

今回はおすすめの地方競馬場として浦和競馬場を選びましたが、各地方競馬場それぞれに特徴があります。
それを知るためには競馬場に何度も通って、レースやパドックを見ることが大事だと思います。

また今はネットでもリアルタイムで映像が確認できるので、好みの地方競馬場をしばらく追いかけてみてください。
自分の得意な地方競馬場を作って、楽しく競馬を続けていきましょう。