万馬券をゲットするのはそれほど難しいことではありません。
ただし、穴馬の見つけ方を知る必要はあります。
そこで、穴馬の見つけ方や不人気馬が激走するパターンについて紹介していきます。
不人気馬になる穴馬は近走の負けが原因?
不人気馬とは、オッズ上ではあまり期待されていない馬のことです。
ゆえに不人気馬は高いオッズになります。
ただし不人気になってしまう主な原因として、近走の成績だけで判断されていることが最も多いです。
競馬の人気投票では、本来の実力より不当に低く評価されているケースが一定数あります。
たった一度の大敗だけで人気が下がってしまうこともあります。
逆をいえば、前走の凡走だけで判断しないことが重要です。
馬だって気分がよくない日はあります。
たとえば、
- 砂をかぶってやる気をなくしてしまった
- 初めての競馬場で力を出せなかった
- 輸送で気分が悪くなり体調不良になった
なんてことも。
過去の敗戦にどんな理由があったのかをしっかり調べる必要があります。
それでは実力が出せない不人気馬の事例を詳しく紹介していきましょう。
不人気馬でも激走しそうな穴馬の絶対条件とは?
穴馬の見つけ方として、不人気馬でも激走しそうな絶対条件があります。
その絶対条件とは上位の能力を持っていることです。
たとえば特定の距離・コースにおいて、
- 現クラスで馬券圏内の実績がある
- タイム差が0.5秒以内の実績がある
などがあげられます。
展開1つで好走ができそうなそれなりの力がないと激走はありえません。
それなりの力を持っているが、近走の凡走による不人気馬は激走する可能性があります。
不人気馬になりやすい穴馬の近走の敗因は?
穴馬の見つけ方として、不人気馬になりやすい近走の敗因についてあげていきます。
- 前走の敗因が不利・不運によるもの
- 展開が不向きであった
- 馬体重の増減が激しかった
- 枠番・ゲート入れの順番が合わなかった
- コースや馬場状態の不適正によるもの
- 騎乗騎手の変更によるもの
前走の敗因が不利・不運によるもの
前走で不利・不運があった場合、不人気となりやすいです。
考えられるケースは、
などがあります。
特にスタートが出遅れた馬は大敗しやすくなり、地方競馬ではよくあるパターンです。
展開が不向きであった
出走馬のペースについていけず能力を発揮できなかったケースもあります。
- 逃げ馬のハイペースに巻き込まれた
- 追い込み馬がスローペースになってしまった
得意な展開にうまくハマらないと好走しない馬もいます。
馬体重の増減が激しかった
馬体重の増減が激しい場合、能力を発揮しづらくなります。
たとえば、
- 休み明けによる大幅な増減があった場合
- 夏バテや連戦・連闘による疲れによる馬体減
- 除外等のアクシデントによる馬体増
などです。
近走の敗因が馬体重の増減であった場合、馬体重がベストに戻っていたら激走するかもしれません。
枠番、ゲート入れの順番が合わなかった
枠番やゲート入れの順番が合わないと能力を発揮できないケースもあります。
- もまれ弱く外枠でしか能力を発揮できない馬
- ゲート入れで暴れたため大外発走になってしまった馬
などが当てはまります。
奇数ゲートへの先入れが原因で、ゲート内で暴れてしまうこともあります。
コースや馬場状態の不適正によるもの
コースや馬場状態の不適正による敗因もあります。
- 長距離(短距離)が不得意
- 右回り(左回り)が不得意
- 大雨でコースの馬場状態が悪かった
前走のコースや馬場状態はチェックしておくべきです。
騎乗騎手の変更によるもの
騎乗騎手と馬の相性によって成績が変わることもあります。
近走の敗因として、
- 成績の良い近走と違う騎手が負けたレースで騎乗していた
- 出走直前に騎手変更があった
といったケースも珍しくはありません。
近走の騎乗騎手はチェックしておきましょう。
荒れるレースを見つけるには1番人気を徹底調査する
荒れるレースを見つける方法について紹介します。
信頼度を徹底分析
穴馬の見つけ方では、1番人気の信頼度が高いか低いかが重要です。
近走でどんな勝ち方をしていたのかを見ることが重要になります。
- 逃げ残りや前が潰れて展開に恵まれたのか
- 有力馬が不利を受けてたまたま勝ったのか
など調べます。
調べ方は、楽天競馬などの過去レース動画を見るといいでしょう。
また、リーディング上位騎手による過剰人気の場合もあります。
1番人気の信頼がないと判断できた場合、不人気馬が激走しやすくなります。
前走の着差タイムやコース取り
展開しだいで3馬身の差(0.6秒)は普通にありえます。
終始、
など内容によって価値は異なります。
勝ち馬の能力値を評価し、想定内の人気なのか過剰人気なのかを判断しましょう。
過去レース映像を見る
馬の能力を評価するには馬柱を使って評価するのが一般的ですが、過去レース映像を見ることは重要です。
- 馬柱から判断できないこと
- 関係者がコメントしていない不利
これらはレース映像を見ることで初めて認識できるケースもあります。
過去レース映像を見ることは不人気馬を見つける際にもいえることで、
- 直線で壁ができて脚を余してしまった
- 終始マークされて埋もれてしまった
- 大外を回って差し切れなかった
といった敗因を探すことにも役立ちます。
前走のレースをしっかり見ましょう。着順だけですべてを判断することはできません。
激走しそうな不人気馬探しは忍耐が必要
穴馬を探すというのは忍耐強く我慢強く検証していくことが必要になります。
もし強そうな馬を簡単に見つけられたら、それは穴馬ではなく人気馬です。
夢の万馬券をを演出する穴馬を探すのが競馬の醍醐味でもあります。
冷静な心を養って万馬券を当てましょう。