浦和競馬で開催されるユングフラウ賞は、南関競馬重賞の1つでSIIの格付けとなってます。
大井競馬の準重賞である桃花賞の上位2着馬が優先出走権を獲得しているため、実力馬が集結するとも言えるでしょう。
さらにユングフラウ賞は、牝馬クラシック三冠戦の1つである桜花賞への優先出走権が、上位3着馬まで付与されます。
春の牝馬クラシック戦線を占う上でも、非常に重要な一戦と言えるでしょう。
浦和競馬場はどのようなコースなのか?
小回りで有名な浦和競馬場は、1400mのコースです。
浦和競馬場1400mコースの特長は?
・外枠が少し有利といわれる
・第一コーナーまでの距離が長いため、逃げや先行馬が有利といわれる
・最後の直線は、南関競馬の中で最も短く、200メートルしかない
・向正面から第三コーナーまでがポイント
ポイントは〇枠?過去レースからレース傾向を徹底分析!
ユングフラウ賞は元々桃の花特別として行われていました。
1990年にユングフラウ賞に名称変更され、2009年に南関重賞のSIIIとなり、2012年にさらに格上げされ現在のSIIとなりました。
大会回数の始まりが2009年であり、2018年で10年目となります。
過去9年のデータとなりますが、2009年の第一回から見てみましょう。
すると、1つの傾向が見えてきます。
2016年に行われた第8回を除いて、全て7枠か8枠の馬が連帯しています。
つまり、外枠は押さえ馬として非常に有効です。
- 2009年 – 第1回:7枠10番2着
- 2010年 – 第2回:8枠12番2着、7枠9番3着
- 2011年 – 第3回:7枠7番2着、7枠8番3着
- 2012年 – 第4回:8枠12番1着、7枠10番3着
- 2013年 – 第5回:7枠10番1着、7枠9番3着
- 2014年 – 第6回:8枠11番2着
- 2015年 – 第7回:7枠9番1着、8枠11番2着
- 2016年 – 第8回:
- 2017年 – 第9回:8枠11番2着
浦和競馬ユングフラウ賞の注目馬は?
以上を見れば、浦和競馬の1400メートルコースの傾向が、過去9年のユングフラウ賞でも端的に出ているといえます。
また、第8回においては外枠は出ていませんが、1枠1番が2着、第9回においては1枠1番が3着と連対しています。
「端枠」と考えれば、過去全ての大会において、馬券に絡んでいると見なすことができます。