本記事では地方競馬で負けない買い方について徹底検証していきます。
地方競馬なんて見向きもされない地味な公営競技というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、それは大きな間違いです。
地方競馬は今飛ぶ鳥を落とす勢いなので、このブームに乗っからない手はありません。
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近年地方競馬の盛り上がりが凄まじい!
繰り返しになりますが、近年本当に地方競馬の盛り上がりが凄まじいです。
売り上げについては後程紹介しますが、ここまで盛り上がったのは二つの理由があると分析しています。
ひとつはコロナ禍による巣ごもり需要です。
2023年6月時点はほぼ普段通りの生活に戻りましたが、2020年の日本は本当に閉鎖された1年間でした。
とにかく人と接触することを避けるように政府がメッセージを発信し、連日報道されるコロナ関連の情報に多くの人が恐怖していました。
お店も数か月の休養を余儀なくされ、街からは人が消えるという異常事態となっていたのです。
しかし、そんなときでも地方競馬をはじめ、公営競技はレースを続けていました。
今では公営競技の投票をネットでおこなうことができます。
家でできる娯楽を求めた一部の人が地方競馬の存在を知って始めてみたらその面白さにハマり今も馬券を買い続ける人が居ることで売り上げが飛躍的に上昇しました。
もう一つがこの時期に配信を開始した競馬を題材にしたアプリゲーム「ウマ娘」の登場です。
このゲームでは配信当初から「帝王賞」「JBCクラシック」といった地方G1レースを取り上げていました。
このゲームによって競馬にハマった人はとても多いですし、このゲームによって地方競馬の存在を知ったライトな競馬ファンも多く、そういった層を取り込んで売り上げが上昇したのです。
更に各地方競馬場ではこのゲームの声優さんを会場に呼んでイベントを実施、するとゲームファンが競馬場に殺到し、笠松競馬場では今まで見たことがないような行列が発生してTwitter上でも話題となりました。
現在ではレースだけではなく、コパノリッキーやワンダーアキュートなど一部競走馬もキャラクターとして登場しています。
そして地方競馬全体の売り上げですが、2022年にはなんと1兆円を突破しました。
2012年は3,300億円なので、計算してざっと10年間で3倍に伸びたということになります。
これだけの売り上げを記録している競技を地味な競技とはとても言えないでしょう。
地方競馬なら毎日競馬が楽しめる!
中央競馬と地方競馬には色々と異なる部分がありますが、最も大きな違いは開催日程です。
中央競馬は基本的に毎週土日のみの開催になります(ホープフルステークスが実施される日のみ月曜日の開催)。
しかし地方競馬は基本的に平日も含めてほぼ365日毎日レースが実施されています。
つまり毎日馬券を購入できるので、上手く馬券を的中させられるのであれば、中央競馬だけを購入するよりもずっと早いスピードで利益を増やすことができます。
開催日程以外に地方競馬と中央競馬が異なる点は?
地方競馬と中央競馬は開催日程が違っていること以外にもさまざまな相違点が存在します。
なかには予想する際に覚えておかなければならない違いも一部あるので、地方競馬と中央競馬の違いについてはしっかりと認識しておきましょう。
参考
中央競馬と地方競馬の超決定的な違いとは?儲かるのはどっち?
主催者が違う
まず大きく違うのは主催者です。
中央競馬は「日本中央競馬会」が主催しており、日本中央競馬会は農林水産省の監督下にあり、更に資本金は日本国政府が出資しています。
つまり日本中央競馬会は国が認めた運営団体という事になります。
一方地方競馬の主催者は各競馬場がある都道府県や市町村の自治体に一任しているといった状況ですが、地方競馬全国協会という弾たが別に存在していて、この団体が全国各地の競馬場を統括して監視役を担っています。
コースが異なる
次の違いはレースの予想にも大きく関わってくる部分で、当然ですが中央競馬と地方競馬ではレースに使用されているコースが異なります。
2023年現在地方競馬のレースと中央競馬のレースの両方で使用されている競馬場はありません。
地方競馬が開催されている競馬場は全国に15か所ありますが、盛岡競馬場以外はすべてダートコースのみとなっています。
ダートコースしかないからこそ、コースの整備が簡単なのでほぼ毎日レースを実施できているというわけです。
中央競馬場のコースもバラエティーに富んでいますが、地方競馬場のコースもそれに負けず劣らずバラエティーに富んだコースになっていて、中央競馬と同様に地方競馬で馬券を的中させる際にはレースが実施されるコースの特徴を踏まえることが必要不可欠です。
賞金・騎手・競走馬が違う
中央競馬と地方競馬では賞金も騎手も競走馬も異なります。
まず賞金に関しては中央競馬ではG1レースになると1着賞金は1億円を超えており、G2、G3レースでも数千万円クラスの賞金となっています。
しかし地方競馬では中央競馬と比べると資金が少ないという事もあって、レースの賞金は中央競馬と比べればかなり低く、未勝利戦など下位ランクのレースでは1着になっても賞金はたった数十万円しかもらえない、という事も普通にあります。
次に騎手についてですが、中央競馬の騎手と地方競馬の騎手では免許が事なっていて、中央競馬の騎手が地方競馬に出走するには地方競馬の騎手免許を取得しなければなりませんし、逆に地方競馬の騎手が中央競馬のレースに出るためには中央競馬の騎手免許を取得しなければなりません。
競走馬も地方競馬で走っている馬と地方競馬で走っている馬とは違います。
騎手も競走馬も全体的に見れば中央競馬の方がレベルはかなり高く、例えば中央競馬の競走馬と地方競馬の競走馬が対決する「交流戦」では中央競馬の競走馬の方が勝率は圧倒的に高いです。
しかし過去には地方競馬から中央競馬に乗り込んで大活躍をした、又は現在大活躍している騎手や競走馬が存在します。
地方競馬から中央競馬に乗り込んで大活躍した競走馬としてはオグリキャップが最も有名でしょう。
オグリキャップは地方競馬で圧倒的な強さを見せて中央競馬に乗り込むとここでもG1レースに勝利するなど大活躍し、そのサクセスストーリーが多くの競馬ファンを魅了しました。
地方競馬から中央競馬へと移籍後も活躍している騎手としては、安藤勝己元騎手が第一人者です。
笠松競馬場のリーディングジョッキーだった安藤元騎手は、中央競馬に移籍したのがオグリキャップと同時期という事もあり、その活躍にとても勇気をもらったそうです。
現役騎手としては、岩田康誠、内田博幸、戸崎圭太騎手が地方競馬出身であり、数々のG1レースを制する実績を残し続けています。
地方競馬で負けないためにはレースの特徴を把握することが重要!
ここからは地方競馬で負けないためにはどうすれば良いかについて解説します。
地方競馬で馬券を的中させるには馬券予想の基礎を踏まえつつ、地方競馬と中央競馬の違いについて把握しつつ、それを予想に活かす事が重要になります。
競走馬や騎手の力の差が中央競馬よりも大きい!
中央競馬で出走する競走馬とそれに騎乗する騎手というのは言わば選ばれたエリート達です。
野球で言えばプロ野球のようなものであり、各競走馬の能力差はそこまで大きくはありません。
流石にG1レースの常連クラスとなると平地レースしか出られないような競走馬とは明らかな能力差がありますが、平地レースレベルの競走馬達だと誰が勝ってもおかしくないというレベルです。
しかし地方競馬の場合は競走馬として登録されるためのハードルは中央競馬ほど高くはありません。
そのため競走馬の能力差にはかなり開きがあり、レースを見ていると単勝1倍台の1番人気を結構見かけます。
逆にオッズが高い競走馬は本当に勝てないので、地方競馬では極端に離れたオッズの馬は基本的に買わない方が良いでしょう。
もうひとつ、騎手の能力差も中央競馬よりも大きく、レースによっては騎手で買ってしまったほうが当たってしまったりすることも多々あります。
負けたくなければ「交流重賞」のJRA所属馬を狙え!
地方競馬では競馬初心者でもかなり高い確率で的中を狙えるレースがあります。
それは「交流重賞」というレースです。
交流重賞は中央競馬と地方競馬の活性化を目的として設立されたレースで、地方競馬と中央競馬双方のトップクラスの馬が出走します。
地方競馬で強い馬と中央競馬で強い馬が両方出走しているという事もあり、どちらに賭ければ良いのか迷ってしまいそうですが、交流重賞では迷うことなく中央競馬所属の馬を中心に買い目を組み立てましょう。
そう断言できてしまうほどに中央競馬トップクラスと地方競馬トップクラスの競走馬では明らかな能力差があるのです。
「枠単」に注目!
地方競馬にあって中央競馬には無い賭け式に「枠単」があります。
枠単は1位に入る枠と2位に入る枠を順番通りに当てる事で的中となる馬券です。
あまり注目されない賭け式ですが、的中難易度と配当金のバランスがかなり取れている馬券でコツコツ稼ぐ事を目的とするならばとてもおすすめの買い方です。
ただし浦和・船橋・大井・川崎・金沢の5競馬場でしか購入できない点には注意しましょう。
基本的にどの競馬場も先行有利
地方競馬は盛岡競馬場の芝コースを除いてレースは全てダートで実施されます。
ダートレースでは前を行く馬であればあるほど有利なので、全ての競馬場で逃げや先行が圧倒的に有利です。
逃げ又は先行馬で1倍後半を切るような倍率となっているのであれば逆らわない方が良いでしょう。
中央競馬からの転向初戦は要注意!
地方競馬から中央競馬へ転向する事があると先ほど解説しましたが、逆のパターンで中央競馬の競走馬が地方競馬へと転向する事もあります。
中央競馬で全く勝てない馬が再起を図るため地方競馬へと転向するわけですが、このような馬が出走すると、初戦でも中央競馬なら全然ダメでも地方競馬なら走るだろうという想定で人気を集めやすいです。
ところが転向初戦となると実力は正直未知数です。
想定通り圧勝する事もあれば、その真逆でまったく歯が立たないという結果になる事も普通にあります。
地方転向初戦の元中央競馬の馬を思い込みで購入するのはやめておいた方が良いでしょう。
絶対に負けない買い方は「ない」
ここまで負けない買い方についていくつか解説しましたが、残念ながら絶対に負けない買い方は存在しません。
そんな買い方があればあっという間に世間に広まってしまっているでしょうし、競馬という競技そのものが成立しなくなってしまいます。
今回紹介した以外にも負けないための買い方はいろいろと存在しますが、それらも活用することで負ける可能性を低くするための手段でしかありません。
競馬のレースは100のレースがあれば100の全く異なる結果になるということもあり、パターン化できません。
自分が馬券を購入するレースについては毎回出走表を隅々までチェックして競走馬の能力やコースの適性などについて時間の許す限り研究してレースの予想をすることこそが負けないようにする最善の方法と言えるかもしれません。
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まとめ
これまで地方競馬は地味な公営競技というイメージがあり、見向きもされませんでしたが、コロナ禍の巣ごもり需要と、競馬を題材にしたアプリゲーム「ウマ娘」の大ヒットによって爆発的に売り上げを伸ばし、2022年はついに1兆円を突破しました。
これからも地方競馬は売り上げ上昇を継続する安納精が高いので、この波に乗り遅れてはいけません。
地方競馬は中央競馬と異なり毎日ほぼ365日レースを実施していることが中央競馬との大きな相違点ですが、それ以外に賞金額が大きく違う、騎手免許がそれぞれ違う、コースが中央競馬と地方競馬とは違うなどといった違いがあります。
地方競馬のレースはほとんどがダートレースであり、最終直線距離もそこまで長くないため、逃げまたは先行のうまがかなり有利である事は覚えておいて損はないでしょう。
そのほか、以下のような点に注意して馬券を購入すれば大負けすることはないでしょう。
地方競馬で負けない買い方
・地方競馬は競走馬や騎手の能力差が大きいので突出して強い馬が出ているレースだと負けづらい
・どの馬を買えばよいか分からないときは騎手に注目!
・交流重賞は中央競馬所属の競走馬を買えばまず負けない
・中央競馬から地方競馬に転向した競走馬の初戦は強さが未知数なので注意!
・枠単は的中率と配当金のバランスが良いのでおすすめ
ただし絶対に負けない買い方というのは存在しません。
自分が馬券を買おうと思っているレースは時間の許す限り出走表を隅々まで確認してレース展開を予想して馬券を購入するというのが最も負けない買い方と言えるかもしれません。